CORDOVAN素材とは、どんな革素材なのか?!

CORDOVAN素材の特性に関して。

通常の”馬革”とは大きく特性がことなる”コードバン素材”

コードバン

”コードバン/cordovan”は農耕馬の一部分(臀部)からしか採取することのできない革素材です。 同じ馬から取れる”革素材”であっても、コードバンと通常の馬革とでは機能的な特徴も 大きく異なる素材となります。通常の”馬革”は、革素材として「柔らかさ」と「軽量感」があるのが 特徴なのですが・・”CORDOVAN”は対照的に「堅さ感(張り感)」と「重量感」を有しているのが 特徴となっています。まったく別の革素材と言えるほどの特徴の違いがあるのです。

これは、農耕馬の臀部革(コードバン)は、とても鍛えられている部分であり、革繊維がとても緻密に 凝縮されていることによるんですね。同じ方向に整然と革繊維が並んでいるのも特徴です。密度が高い 革繊維であるがゆえに、「堅さ感」と「重量感」が感じられることになるのです。これはとても高い 耐久性を生み出していることに繋がります。多くの革素材の中でも最も耐久性の高い 革素材に位置づけられているのが”コードバン素材”なのです。

コードバン(CORDOVAN)仕様の財布を楽しむ。の情報記事はこちら。

年々希少性が増していく革素材「コードバン素材」

もともと”コードバン”が革製品の素材としてとてもポピュラーなものとして使用されていた のは、欧州などで農作業及び食肉用として農耕馬が多く飼育されていたことに起因しています。 農耕馬の飼育サイクルの中で、コードバンが必然的に多く生産されていたんですね。

しかし、近年では技術発展の時代を経て、農業でも大規模農耕機器を使用した効率性の高い運用 がなされるようになってきました。さらに、”食”という面でも近年「馬肉」を食する習慣を持った 地域も減少・・そういう経緯の中、農耕馬自体の存在が大きく減少してきているのです。 農耕馬の数が少なくなるということはすなわち「コードバン」が減産となるということ。 この傾向は今後益々加速するものと考えられており、ポピュラーな革素材であった”cordovan”は 今や、とても希少性の高い高級革素材へと位置づけられるようになっています。

コードバン



水染めコードバンの財布シリーズ。

昔から、高い人気を継続しているベーシックなCORDOVAN「水染めコードバン」の財布シリーズ。 内装に使用されているベシタブルタンニンレザー(ヌメ革)とのコンビネーションは不滅のデザイン で、現代でも高い支持を得ています。

詳細はこちら。(公式SHOP)

蝋引きコードバンの財布シリーズ。

最も歴史の浅いCORDOVAN素材が「蝋引きコードバン」。蝋引き仕上げによる、落ち着いた風合い は、大人の男性の魅力を引き立てる財布アイテムとなってくれます。また、キズなどが目立ちにくい 耐久性に富んでいるのも特徴に。

詳細はこちら。(公式SHOP)

ホーウィンコードバン財布シリーズ

CORDOVAN素材の中で最高峰に位置づけられているのがホーウィンシェルコードバン。高価で貴重な ホーウィンシェルコードバンとナチュラルコードバンとのコラボによる最高級のコードバン財布シリーズ です。

詳細はこちら。(公式SHOP)

手染めコードバンの財布シリーズ。

高い技術を有する限られた革職人によって創出されるのが「手染めCORDOVAN」。手染めならではの、 美しいグラデーションの色彩が、他には無い、オリジナリティー溢れる財布を作り上げています。 希少性の高いなコードバン財布です。

詳細はこちら。(公式SHOP)